就職して一ヶ月も経ってないのにすでにつらい件……
仕事って大変だ……
脂質糖質炭水化物足りてますか? おやつは心の栄養素
二月から一人暮らしを始めた結果、無職童貞子供部屋おじさんという肩書を使えなくなってしまった。キモデブ童貞おじさんです。
仕事を始めて、一ヶ月も経っていないのにすでに仕事が大変に思えてきてしまっている雑魚のお話です。
東京での一人暮らし!! のはずが……
前回の記事で書いた通り、無職⇒職業訓練⇒宅建試験合格⇒親から借金⇒東京で就職という流れで、ノコノコと東京へ出てきてしまったわけです。
上京といえば様々な物語のモチーフとなることがある一大イベントです。
石田衣良さん作品のように東京で育った人々の青春もいいですが、ふるさとと東京の景色を比べるような作品も共感できて好きです。
また、東京になじめなかったり東京に打ちのめされてしまうのも、また人生の悲しさがあっていいですね。
それはそれとして
私個人も(30歳にもなって何言ってるんだと思われそうですが)東京での就職ということに、少なからぬあこがれはありました。
雪に覆われた東北の端っこから花の都、大都会(アァ~果てしない~)に出ることで何かが変わってくれるのではないか? 今まで買われなかった自分に変化が訪れるのではないか? あわよくば、女の子に出会っちゃったり……
当然のことですが、場所が変わっただけで自分が変われるはずもありません。
自分が積極的に変わろうと考え行動を起こすことでしか変わることなんてできません。
特にすでに30歳になってしまった私のような人間は、人間性がドロドロに腐りきった状態で固まってしまっているため、強制にはかなりの労力が必要です。
(例えばこのくらい)
みじめな負け犬で、引きこもりで、努力を続けられない子供部屋おじさん状態から、自分の意志と行動によって変わっていかなければ、どのような場所でも腐ってしまうだけなのでしょう。
資格でウハウハ!! のはずが……
この数年の中で唯一誇れるイベント宅建士合格
とはいえ、実際のところは予備校と両親が用意してくれた環境が9割ほどの合格要因なのですが……
とまれ、合格したことに変わりはありません。
国家資格所持者として、楽でお金をたくさんもらえる仕事ができれば!!
そう思っていた時期が僕にもありました。
結論としては
「無能にはどんな仕事だろうと辛い」
のです。
現在、私は、宅建士証が交付されていないため、不動産営業のサポート業務を主に行っています。
できる業務に限りがあるため、営業さんや宅建士さんと比較するとめちゃくちゃ楽な仕事だけを任されているのですが、それでも毎日帰宅時間にはヘトヘトになってしまいます。
社会経験が少ないこと、無職期間が長かったことで、普通の方の1/5くらいしか体力がなく周りの足を引っ張ってしまっています。
OJTには気をつけろ
私ほどではないにしても、どうしても無能気味な方っていうのはいると思います。
そんな皆さん、特に職業訓練学校から中途で就職する方々に気を付けていただきたいことがOJTと暗黙の了解です。
OJTはトレーニングとはいえ、業務の中に組み込まれているため、当然に成果を求められます。
先輩や上司も仕事をしに行っているのであって、学校の先生のように手取り足取り教える義務はありません。
「なんでも聞いて」
とは言われるものの、聞いていいタイミング聞いてはいけないタイミングについてはじぶんで判断するほかありません。
暗黙の了解とは、仕事以外の職場での周りの先輩たちにとっては日常の動きであっても、新入社員からしたら次に何が起こるのかわからないことが多々あります。
会議が始まるときはどうするのか? 来客があるときはどうするのか? お茶出しや掃除のやり方はどうするのか? 電話応対の時は何といえばいいのかetcetc......
普通の人にとっては当たり前にできることでも、無能にとっては一度説明されていないことはうまくできません……
(こういうことこそ研修で教えてくれたらいいのに……)
と思うこともありますが、普通の人はサクっとこなしているので、できることが当然なのでしょう。
同期が褒められる中、詰められる私
私の無能エピソードには事欠きません。
同日入社した同期の方は、資料の作り方がうまく、2,3回作成してすでに上司から褒められるくらいに素晴らしい資料を作っています。
一方で私ときたら、一度印刷して確認しているはずなのに細かいミスが必ず見つかってしまいます。
「コイツは何回やっても進歩しねぇなぁ………」
と思われていそうで、そろそろ見捨てられてもおかしくありません。
結局無能は無能
場所が変わっても資格を取っても結局無能は無能のまま。
突然才能に開花したりチートスキルで無双したりハーレム形成したり……なんてことは小説の中だけです。
無能は無能のまま、無能として生きていくしかないのです。
有能な同期や後輩がいることにより無能さ加減が強調され、さらに無能となっていくのでしょう。
とはいえ、生きるためには働かなければならない
幸いなことに日本の労働法規は労働者に大変有利にできております。
無能であるという理由ではなかなか解雇することや給料を下げることができない仕様になっているのです。
ということは無能は無能なりの一所懸命な労働をし続けることによって、給料をもらい続けることができるのです。
それに、いくら無能とはいえ一所懸命続ければ多少の進歩は見込めるでしょう。
ということで、カメの歩みだとしても毎日一所懸命仕事していくしかないのでしょう。
辛くとも悲しくとも立ち止まることは許されません。
ちいかわのように「なんとかなれえぇ!」ではなく「何とかする!」しかないのだと思います。
へば