三連休は会議で溶けた 踊らず進む会議にしていくか完全週休二日制へ転職するか
三連休最終日の日曜日、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
僕は3日間を会議で溶かされました(憤怒)
昨日も午後は会議でつぶれました。
金曜日は配達や報告書を書いて潰れました。
残業代や休日出勤手当は出ません。マジで。
こういうところが某政党関連組織の良くないところの一つで、対外的な目標としては良いことを言うものの、内部の専従や事務員に対してはマトモな対応をできないことが多いのです。
あと、やたらと会議が多かったり、決議や報告、刊行物を出しまくり、それを事務所単位で購入させたり、些細なことも日報週報を出させようとしたりなど、効率的な運営を目指しているようには思えないのが正直なところです……。
(刊行物については、印刷所を食わせるためにやっている感じがありますが)
会議を開くのは良いのですが、具体的にどのような課題に対しての会議であり、どのような具体的行動につなげるかという議論になることは珍しいです。
たいていは活動報告に重点が置かれ
「○○という(個別具体的な)出来事がありました」
という活動事例を紹介しあうことが重要とされています。
もろちん、様々な場所で行われている活動を聞いて参考にすることは重要だし
「ためになったねぇ! タメになったよぉ!」
と感じることもあります。
が、しかし「具体例の報告」で終わってしまうことが多いため
「つまり、これからどうしていくって話なの?」
と感じてしまうことも多々あります。
ペンをとれ
メモをしろ
そして人生を世界を変えよう
――The Magic Of Memo YujiMaeda
でおなじみの(おなじみか?)前田祐二さん『メモの魔力』によると
具体例⇒抽象化⇒転用
という3ステップを踏むことで、目の前の現実世界で起きた出来事を自分の中で消化し、ビジネスや実生活での次の行動に昇華することができると言われています。
また、岡田斗司夫さんの「ノート術」の講演では
では、上下左右のマトリックスを広げることで思考が深まると言っています。
または『あなたを天才にするスマートノート』を読んでいただければと思います。
スマートノートの方はkindle読み放題にも入っているので、読み放題会員さんは一度チェックしてみてもいいのかな?
個人的にはこっちの方が具体的でしっくりくる気がします。
{私は抽象思考が苦手なアホなので(苦手なことを克服しようとしない「精神的に向上心のない者はバカだ」)}
このマトリックスは建物の建造や樹木を思い浮かべてもらうとわかりやすいでしょう。
下方向『何故?』
この問題は何故起こったのか? その原因は何故起こったのか?
その原因は……と深堀していきます。トヨタの「なぜなぜ分析」などと似ていますね。
建物の地盤改良を行ったり、樹木が根を張っていくように、考える基礎となります。
トヨタなどでは「何故を5回繰り返せ」と言われるそうですが、2,3回で十分そうです。
岡田流では最後に
「何故この問題に興味があるのか? この問題に着眼したのか?」
を付け加えることで、自分事としてとらえることができると主張しています。
(例)土日は会議しないでほしい
・何故土日に会議をするのか?
⇒平日は事業主が働いているから。土日ならばまとまった時間がとれる
・何故まとまった時間が必要なのか? 短時間でさっと決められない?
⇒物事を決めるより、各々の活動報告や感想を交流する場だから
・何故交流のための会議を開く必要があるのか?
⇒普段、他地域と交流することが少ないから
・何故普段は他の地域と交流できないのか?
⇒自分たちの地域のことで精いっぱいだから。アポイントメントを取って時間を合わせるのは難しいから
最後は余計だとしても、これで問題点は絞れてくるかもしれません。
普段から代表者の交流が活発であれば、そこまで時間をかける必要はないのでしょう。
上方向『ということはどうなる?』
この問題は今後どうなるのだろうか? それによってどうなる? どうなる?
と上方向に未来にどうなるのか? と思考を広げていきます。
樹木が上に伸びて行ったり、建物のレンガを積んでいく感覚です。
(例)土日の会議がキツイ
・土日の会議が続くとどうなる
⇒疲れが取れず、次の日の仕事へ元気を取り戻せない。余暇の労働力再生産が不十分となる
・労働力再生産が不十分だとどうなる
⇒自分らしく生きられないと感じる(自分らしさがあるのか? という議論はわきに置いておくとして)仕事へのモティベーションが下がる
・モティベーションが下がるとどうなる
⇒退職したくなる
左右方向『似たような事例は……』
この問題と似たようなことって過去にもあったんじゃないかな?
この間学習したこれって今回の事例と似てるよね
という例を探していきます。
まるで樹木が左右に枝葉を広げていくような感覚です。
スマートノートの書籍では「左方向に自分の過去における類似事例」右に「自分以外の類似事例」を書く事になっているようです
(例)土日の会議がキツイ
・そういえば、小説1984年のようだと感じたことがあったなぁ
ほとんど熱心ともいえる調子で仕事に取り組み、これ見よがしに議事録を書き留めたり、決して仕上がらない長い覚書の草案作成に従事したりすることもあった。
・そういえば、会議をさせることで生産性を落とすって話聞いたことあったなあ。諜報機関が生産性低下のためのマニュアル作っていたんだっけ? 本当にわざわざそんなことしていたのかなぁ??
このように、小さな論理を積み重ねていくことで
個別具体的な事例報告
⇒抽象化・一般化
⇒具体的な次の行動
と会議に意味を持たせることができるかもしれません。
そこまでの熱意を持てるか? という私自身の問題はありますが。
とまれ、せっかくの3連休を溶かした以上、それに見合うだけの成果がなければ、私がかわいそうすぎます。
共産党系組織をDISる暇があったら、転職活動でアッピルできるような成果らしきものを作ることに注力すべきなのでしょう。
明日仕事行きたくねえけどな!!!
以上、子供部屋おじさんの愚痴吐きでした。