3年間専従してきたけど、精神的に限界を迎えたので退職することにした
脂質糖質炭水化物たりてますか?
おやつは心の栄養素
低収入童貞子供部屋おじさんの唯唯です。
ゴールデンウィーク皆様はいかがお過ごしでしょうか?
噂によると前後の土日とくっつけて10連休にする方もいるとか。
僕は土曜出勤2日と6日も出勤です(半ギレ)
ちなみに今日、5/1(日)は日曜日だけどメーデー集会へ動員されたため、半日勤務状態です。
気温が低く、大粒の雨がたたきつける中の集会でした。
参加された皆様、大変ご苦労様でした。
さて、今回は、いわゆる退職エントリということになります。
別に、私のような無能はいてもいなくてもどちらでも変わらない「いなくていい人」なのですが、一応自分の中で整理をつけるための日記として書いておきます。
4回目の春、退職することを決めました
さて、筆者は、共産党系の某組織専従として丸3年働いてきました。
今年の春で4年目がスタートしたところです。
仕事内容としては
・労働保険関係
・年末調整の補助
・確定申告の補助
・支援金申請の補助
・宣伝活動
・選挙の際の電話かけ
等
を行ってきました。
正直、今でも理念は素晴らしいと思います
あえて強調しておきたい点としては組織の理念に反するための離職ではありません。
・中小業者の経営と生活を守る
・「悪質な」税務調査に反対する
という理念を持つ組織は重要であると思います。
ただ、自分にそこで働く適性が足りなかったというだけの話です。
私の能力不足にすぎません。
また、同じ職場で働く方々もいい人が多いため、人間関係どうこうというわけでもありません。悪しからず。
じゃあなんで退職するんだい?
組織理念へ反発するわけでも人間関係でもないのに、わざわざ退職する理由があるんじゃないか? と思うのが当然であると思います。
様々仕事や宣伝行動をしていく中で
①賃金が少なく残業代休日割り増しが出ないこと
②組織の理念と実態との乖離が大きいこと
③組織の将来性が暗いこと
そして
④「組織を良くしていこう」という気持ちを持てていないことに気づいた
という4点が退職を決めた大きな理由となります。
①低賃金
正直一番大きな理由は賃金と休暇という、労働経済学で扱われる労働の対価が少ないことでしょう。
3年目時点で
週休2日制(隔週土曜日出勤あり)
(2021年度実績値)出勤日数266日(労働局へ提出した出勤簿による)
164,000円/月
年収にして1,968,000円
残業代・休日出勤割増なし
という労働条件となります。
実家住まいの子供部屋おじさんを続けるならば、現在の手取りでも生活をしていくことはできます。
しかし、30歳を迎えようという男が、さすがにいつまでも実家暮らしを続けるわけにもいきません。いつかは独立し、自分の生活をすると考えたときに、この手取りでは少し厳しかろうと思います。
また、出勤日数や労働時間を考えると、少しわりに合わなさを感じます。
ていうか残業代出せよ(本音)
片手ではブラック企業やブラック元請を批判して、もう片方の手では休日出勤や残業を完全に無視した給与形態(みなし残業制度ですらない)というのは、いささかの矛盾と言えるのではないでしょうか?
②理念と現実の乖離
この組織は、会計事務所や税理士ではないため、税務に関する行為を行うことは非弁行為となり、違法であります。
そのため、入会時や申告時期などには
「うちは会計事務所じゃないから、最後の計算は自分でしなきゃだめですよ」
と言い続けています。
「自主計算自主申告」
というのが建前になっているのです。
が、実際のところ、自分で計算をしてくる方が少数派であるのが現実です。
「ここの計算を一緒にしてほしい」
「ここの仕訳どうしよう?」
など、自分で申告をするために一緒に行動するという方がいる一方、申告期日前日になって
「売上と経費つけてきたから計算して」
「去年は税金でないようにしたから、今年は3000円だけ出るようにして」
「帳簿ないけど補助金もらえるように作って」
と明らかにすべてやらせようとしてくる人も少なくありません。
申告期日の直前なら、仕方がないからやってもらえるという下心を隠そうとせず、月々数千円で使える会計事務所かのような扱いをしてくる人を何人も見てきました。
ギブアンドテイクではなく、一方的にテイクしていく人があまりにも多すぎるのです。
理念ではいいことを言っていても、会費のためにこのような人の要求を聞き続けるという乖離。
精神衛生上なかなかつらいものがありました。
③組織の将来が暗いこと
これは、建設組合や労働組合共産党本体などほとんどの組織で起きていることですが、組合員の高齢化が進みすぎて、数年後に大量離脱が起きてもおかしくないのです。
資料を見てみると、平均年齢は65歳を超えており、日本の将来的な人口ピラミッドのような構成比率になっていることがわかりました。
このままこの組織に居続けることは、果たして得なのか?損なのか?
「チーズはどこへ消えた」というたとえ話を引くまでもなく、選択を迫られていることがわかります。
④自分の意欲のなさに気づいた
組織が理念に反した行動をしているのなら、自分が変革者となってそれを良くしていこう! と考えるのが一般的な社会人の能力だと思います。
しかし、私は
「これまで20年以上こうやってきたのなら、俺が何言っても変わるわけないよな」
と思ってしまい、上司と一緒に相手が望むような方向で進めてきました。
自分に良くしていこうという意欲もないし、賃金にも不満がある。
これはもう、そろそろ辞め時やろなぁ…と思ってしまったのでした。
まとめ 「で、これからどうするの?」
ぶっちゃけたところノープランです。
5月いっぱいは有休消化で給料が8割くらいは出る予定なので、有休を使い切った後、ハローワークの職業訓練学校へ通って資格を取って再就職を目指します。
そんなに甘いものじゃないと思いますが、人手不足の業界へ行けば何とかはなるんじゃないか? と楽観的に考えてみることにします。
あとは、訓練学校での訓練期間が3か月~半年ほどあるようなので、その間に自学自習で資格勉強をして、履歴書を豪華にしていければと思います。
最悪は親の年金もありますし、飢え死にすることもないのかな~といった無計画人生を歩んでいくことになろうかと。
もし雇ってくれる人がいたら連絡お待ちしています。
へば